'02/11/26

'02/12/01

'02/12/20

'02/12/23

'03/01/23

'03/10/30

'03/11/18

'03/11/23

'03/12/05

'03/12/27

'04/06/19

2368号室

'02/11/26(結婚より772日)
 2000年10月の結婚から子供ができないまま2年、 一時は妻の生理が止まり、おめでたキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!! などと浮かれていたのもつかの間、産婦人科で診てもらった所 実はただの生理不順とわかり( ´・ω・)ショボーン。こうして産婦人科にお世話になりつつ、 子供ができる日を待ちつづけるのだった。

'02/12/01(結婚より777日)
 後日、産婦人科で詳しく検査してもらった妻から、衝撃のΣ(゚Д゚)事実を知る事になる。 出産の大きな障害となりえる子宮筋腫が出来ていたのである。 手術の必要はなく、薬でなんとかなるそうだが、どちらにしろ、 少しずつでも子供ができる方向へと進んでいるなんて言うのは めでたい夫のくだらない妄想に過ぎなかったのだ。 そう、現実には目的に対して大きく後退しつづけてたのである。

'02/12/20(結婚より796日)
 その後、妻の生理がまた止まり、今度こそおめでた キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!と、思っていたが、妻曰く、 基礎体温が一定ではないので妊娠してないという…… (´・ω・)が、妊娠検査キットを買ってきた妻。果たして結果は……。

'02/12/23(結婚より799日)
……もちろん妊娠していない。その後しっかり妻には生理が起こったのだ。 実は生理が来てから2日後に病院で薬での治療を開始する事に なっていたのだが、そう世の中スムーズに事が進むと思ったら大間違い。 そう、生理が起こったのは3連休の初日、もちろん2日後 病院は受付などやっているはずも無く、次の生理まで待つことになる 可能性が大いに高いのである。

'03/01/23(結婚より830日)
 物の見事に妻の生理と連休が重なり、もちろん言うまでもなく 産婦人科へ行く事ができないまま一ヶ月が経過した。 そして妻の生理が再び始まった。しかし、これで万事スムーズに うまく行くなんて思うのは大間違い。実は行こうとする日の天気予報は しっかり雨だったのは言うまでもない。 運転免許を持っていない妻は雨の中、自転車で行く事になるのだった。

'03/10/30(結婚より1110日)
 その後子宮筋腫の治療を薬で続けたのだが、結果的には 長期間薬を続けるという妻に負担を強いた上、結局は大きくなってしまい、 それだけの努力が無駄であることを確認するための作業だったのは 言うまでもないから困ったものである。もちろん、 これ以上薬による治療を続ける事は無駄以外の何者でもない事は明白である。 事実上当然摘出手術以外の選択しか残されていない。 と、言うわけで病院で妻と手術までの説明を聞き、妻は当日必要な検査を受け、 病院を後にしたのだった。

'03/11/18(結婚より1129日)
 そして妻の入院する日がやってきた。その日はあらかじめ休暇届を 出しているので仕事は休み。朝の用事をそれぞれ済まし、妻と産婦人科へ。 そこで医師に二人で手術の説明を受ける。スムーズに進めばそんなに難しい 手術ではないようである。そこでついにあるもの「手術の承諾書」を見せられた。 もちろんこれにサインとはんこを押さないと受けられないというあれである。 2人でサインして妻は拇印、自分ははんこを押…… さなかったのはそこには朱肉はなかったから。後で看護師さんに 持って来てもらいその書類やら保険証やら、保証金とかを渡す。 入院当日、病室に義母がやってきたので少し話をする。 また病室内にはテレビは有るがカード式で有料。あらかじめ妻に聞いて、 昼食のため一旦家に帰り病院に戻るときコンビニに寄り女性週刊誌を買っていく。 他にも自分のいるものを別の店によって買ったりしたのだが……。 そして何度かの入院前の検査やら、待ちとかで夕方前まで掛かってしまったのだった。 そして手術は……。あっ、保険証病院に預けたまま……。

'03/11/23(結婚より1134日)
 そして妻が入院してから数日、点滴もしなくて済むようになり、 自由に動けるようになったようだ。また食事も流動食から徐々に 普通の食事に戻っているらしい。二、三日前テレビすら見るのも つらかった事から考えると回復は早いように感じる。 とりあえず本とかを買って持っていく。

'03/12/05(結婚より1146日)
 そして妻は予定通り無事退院、子供はシカーリ生めるとのこと。 しかし自然分娩する機能は失われ、出産時は帝王切開のみという。 当面は雑巾がけのような事はしないようにといわれた妻だが、 現在、普通に家事をこなせるようになった。が、これからがちょっと 厄介な事が待ち構えているのだった。まず、通院の医療費が 10万円を超えたため、源泉徴収票と医療機関の領収書 (ちゃんと妻が取っておいてくれてました)を準備して 確定申告で医療費控除の申請をしないといけない。 また、今回の手術と入院の費用はある程度職場の保険組合で (ちなみに国民健康保険では72300円以上で高額療養費の申請が出来るらしい) 払ってもらえるらしい。で、職場の事務所で聞いて見ると、 後でちゃんと知らせてくれるとのこと。そう言えば給料明細と いっしょに医療費のお知らせが保険組合から来てました。 が、果たしてちゃんと出来るのか?

'03/12/27(結婚より1168日)
 妻はほぼ完全に回復、普段通り買い物に行けるようになった。 なぜ「ほぼ」なのかというとまだ腹巻とコルセットの中間のような 腹帯をしたままだからなまのだ。妻自身をも保険をかけていたのだが、 切り替えたのが手術前。もちろん妻は手術の事など 当時は考えてもいなかったのだがそんな事情などまったく関係がなく、 保険金がらみの犯罪が横行する現在、保険会社からは手術費用のために 加入条件を切り替えたのかと思われても仕方が無いのは当然で、 保険金が出ることなど宝くじがあたる確率より低いのも当然だろう。 素直に諦めた方がいいのかもしれないが、あらゆる望みが消えてしまいそうな時代、 奇跡を信じてみるのもいいのかもしれない。それとは別に源泉徴収票を 今月の給料明細と共にゲット。確定申告がうまく出来るかどうか……。 保険組合の方は……。

'04/06/19(結婚より1343日)
 もちろん、そんな事がスムーズ進む事などありえない。 そう、確定申告の手続き前に自分の不注意で大怪我をしてしまい、 入院する羽目になってしまったのだった。当然自分自身の 入退院手続きに加え、見舞金の管理とお返し、 もちろん保険会社への手続きもである。 保険と言えは前回の妻の保険金の支払いは当然払い込まれなかった事に加え(ry なのは当たり前と言っていいだろう。それとは別に不妊検査を受ける事になったのだが 妻は検査済み。自分自身が泌尿器科に行く事になったのだ。

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