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作者
NEW2
匿名

第201話
第202話
第203話
第204話
第205話
第206話
第207話
第208話
第209話
第210話
第211話
第212話
第213話
第214話
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第292話
第293話
第294話
第295話
第296話
第297話
第298話
第299話
第300話
第301話

354号室


第201話

 こちらはフナッツ星。調査のためにやってきたウェイトと部長と飯田の三人は、
部長の見つけた巨大像の見える所にやってきていた。ウェイトは、
「これは『神の星』にあった石像によく似ている。君はその場にいなかったのに、
 よくわかったな。」
 飯田は、
「そのとき俺たちはダイちゃんの所にいたからな。」
「ああ……。」
 部長は実はこの像が大きさはもちろんの事以前見た誰かにそっくりだったので
思わず慌てて無線で報告するに至った訳だが誰に似ていたのかというと……。
(しまった。あのオヤジのこと忘れていた……でもなんであのオヤジに
そっくりなんだ……)
 そう、お風呂を出る時入れ代りに入ってきたデブ親父、東村上 秀雄(49)に
そっくりだったのだ。


 ここはヤストーミ星のアジト、ウェイトたちより先に持ちかえったフナッツ星の
円盤型の光る石のようなもの解析を進めていた。宝田教授は、
「この星に巨人が出現したらしいが、今の状態では大丈夫そうだな。」
 ボスは、
「どう言う事だ?」
「これの解析をしていてわかったのだが、例の巨人はある戦士を強化して
 できたらしい。だが巨人になった彼は自らの力に酔いしれ、あらゆる物を
 破壊し始めた。そこで正しい心を持つものを新たに選別した上でそれを超える力を
 持つものを作りだすために『神の星』の遺跡は作られた。例の巨人はどうやって
 封印されたかはわからないが、今は精神と肉体が分離されている。もしこちらで
 コントロール可能な肉体に代わるものをやつに与えれることができれば究極の
 巨人兵器が完成する。」


「ホントにここなのか?弟子のくせに師匠に世話を焼かせるなよな。」
 再びノザート星。ダイちゃんと大ちゃんは大ちゃんの神の力で石本のいる場所付近に
テレポートしてきた。さすがにあのときのサイズでは影響が大きいので石本と同じ
100メートルクラスになって探しに来たのだった。 

第202話

「ねえダイちゃん。このネバネバのドロドロの液体は何なの? すごい匂いだよ。」
石本が飛ばされた付近は、大ちゃんの精液がまともに直撃したあたりで
まわりの建物はすべて大量の精液が覆いかぶさっていた。
ダイちゃんが、
「何言ってんだよ。お前のチンチンから出たんだろ。」
大ちゃんは自分のチンコの先に少し残っていた精液を指につけて確かめた。
「ほんとだ、ネバネバしてる。 こんなの出しちゃって大丈夫かな?
 ダイちゃんも出るんだよね?」
「出るに決まってるだろ。 ヒーローだもん。 そんなことより早く
 あいつを見つけろよ。」
「うん。」
ダイちゃん達は石本がいそうな場所を探していたが、精液の量が大量すぎて
なかなか見つけることができない。
ダイちゃんはだんだんイライラしてきた。
「あ〜、何かこんな探し方じゃいつまでたっても見つからないよ!
 もうちょっと巨大化して上から探さないか?」
「うーん、でも巨大化したら街が潰れちゃうよ。」
「もう十分潰れてるじゃないか! それに早くしないとヤバいんだろ?」
「そうだけど・・・」
「わかった。僕だけでも巨大化して探す。」
ダイちゃんはそういうと500mぐらいに巨大化した。
ダイちゃんは上から見下ろしながら言った。
「ほら、上から見た方が探しやすそうだぞ。」
大ちゃんは下から言った。
「あんまり動いちゃだめだよ。これ以上潰したら探しにくくなるし、
 ノザート星の人を裏切ったみたいになっちゃうから。」
「わかってるよ。」 

第203話

 こちらはヤストーミ星、人々はメンダルワーイのボスたちが潜伏している事など
知る事もなく突然現れた半透明の巨人に右往左往していた。巨人は建物を
壊すことなく人々を見下ろし、風を起こしながらあるいている。その様子は
宇宙各地へ中継されていた。
「一体この巨人は何のためにわたしたちの前に姿を現したのでしょう。
 あ、現場で新たに動きがあったようです。ヤストーミ星のホウデンさん、
 どうしたのでしょうか?」
『ヤストーミ星です。突然巨人の姿が消え始めました。もうほとんど
 見えなくなっています。』


 さて、ノザート星では……。
「くそーっ!!なんで僕がこんな目にあわなくちゃいけないんだ。ダイちゃんの次に
 大ちゃんのチンコに入れられるなんて。」
 石本は大量の精液の中でそこから脱出しようとしていた。だが回りは見えず、
 動きも思うように取れず、同じ所をぐるぐる回っているのか、進んでも進んでも
 でられる様子はない。
「ああ、疲れてきた。でかいやつのおもちゃにされるなんてもういやだ。
 ちっちゃいやつを潰したいんだ。」
 そのとき、石本に突然なにものかが話しかけてきた。
『わ・た・し・が・め・ざ・め・た・ら・か・ら・だ・が・な・い』
 石本は、
「なんだよ。なんか変な声が聞こえてくる。ダイちゃんでも大ちゃんでもないよな。」
『お・ま・え・は・は・か・い・し・た・い・の・か』
「え?破壊?誰か知らないけど助けてくれ。助かったらなんでも踏み潰したいんだ。
 おもちゃになるのなんてもう御免だ。」
『お・ま・え・に・ち・か・ら・を・あた・え・よう・おまえ・の・にくたい・と
・ひきかえに』
 声は少しずつ早くなり、石本の中には何かが入ってきた。


「もういらいらする。どこ行ったんだよ。」
 石本探しをしているダイちゃんと大ちゃん、でもダイちゃんの堪忍袋の尾は
 切れかかっていた。そのときである。

-ドッカーン-

 突然の爆発音にダイちゃんと大ちゃんが振り向いた。周りの物は吹き飛ばされ、
そこには石本の姿があった。大ちゃんは、
「石本のお兄ちゃん。無事だったんだね。よかった。」
 しかし石本は、
「もう僕は今までの僕とは違うんだ。誰かが助けてくれて力をくれたんだ。
 弟子なんか辞めて今までのお返しをしてやる。」
 石本は少しずつ巨大化しながらダイちゃんに向かっていった。 

第204話

ダイちゃんは石本の態度に腹を立てて言った。
「師匠に世話かけといてその言い方はなんだよ! お仕置きするぞ。」
石本は気にせずダイちゃんに近づいていく。
しかもどんどん巨大化していき、ダイちゃんのサイズを超えていく。
「もう何も怖くない。 今の僕にはダイちゃんもただの子供にしかみえない。」
ダイちゃんは、
「何言ってるんだ。 なんで巨大化できるんだ? 早く元に戻れ。
 ほんとにお仕置きするぞ。」
「お仕置きされるのはダイちゃんの方だろ。 年上の僕をおもちゃにしたんだから。」
ダイちゃんは大ちゃんに言った。
「おい、神の力でこいつをなんとかできないか?」
「うん、やってみる。」
大ちゃんは石本が元に戻るように、頭の中で念じた。
・・・が、石本の巨大化は止まらない。
ダイちゃんは少し焦って、
「はやくしてくれよ。」
「だめなんだ。 いくら念じても効かないんだ。」
「なんでだよ。 仕方ない、僕が巨大化してむりやり押さえ込んでやる。」
ダイちゃんは巨大化のポーズをとった。
「きょだーい変身!」

・・・・・・?
ダイちゃんの体が変化しない。
「あれ? おかしいな。」
何度やっても巨大化できない。
大ちゃんが言った。
「ダイちゃんも巨大化できないの? 何かものすごい力で体中を締め付けられてる
 感じがする。」
「まさかこいつがやってるのか?」
石本はダイちゃん達を見下ろしながら、
「どうしたのー? いつもなら巨大化するのに、しないの?」
何もできないダイちゃんと大ちゃんは、石本が巨大化していく姿をただ
みていることしかできなかった。
「石本のお兄ちゃん、お願いだからやめて!」
大ちゃんが言っても石本は、
「大ちゃんだって僕をおもちゃにして気持ちいいことしただろっ! だからお仕置き。
 僕の邪魔したやつみーんなお仕置きっ!」 

第205話

-バリバリバリバリ-

 石本は回りの建物を押しつぶしながら更に巨大化を続ける。
「おい危ない、逃げろ!」
 ダイちゃんは大ちゃんの手を引き、逃げようとする。大ちゃんは、
「でも……。」
 ダイちゃんは、
「二人でヒーローをやるんだろ。今ここでやられちゃったらどうするんだ。
 もう戦えないだろ。」
 最初は戸惑っていた大ちゃんも、、
「わかった。」
「今更逃げようったって無駄だよぉー。」
 超巨大化した石本の声が、遥か頭上で響く。
「うわー、二人とももうありんこみたいだぁー、踏み潰しちゃおうかなぁー。」
 逃げながら大ちゃんは、
「お願い、石本のお兄ちゃん、止めて。」
「だめだめ、お仕置きするといったらするの。」
 その直後、逃げる大ちゃんとダイちゃんは何かにぶつかった。ダイちゃんは、
「いたっ。何だよー。こんなところに。」
 そのとき大ちゃんは、
「大変だ。後ろから何かくる。」
 二人の後ろから同じような巨大な物体か近づいてきた。二人は逃げるまもなく
二つの巨大な物体に挟み付けられ、動けなくなってしまった。大ちゃんは、
「一体どうなってるんだ。」
「痛いよー。」
 大ちゃんが言うとダイちゃんは、
「ヒーローがそんなことで弱音を吐いてどうするんだ。」
 その直後、二人はものすごいスピードで持ち上げられた。
「さあーて、どうしようかなぁー。このままぷちっとつぶしちゃったら
 面白くないなぁ。」
 大ちゃんとダイちゃんの目の前には超巨大な石本の顔が広がっていた。二人は
超巨大石本の二本の指に挟まれていたのだ。
「そうだ。二人とも僕のチンコの中にいれて飛ばしちゃおうっと」
 超巨大石本は、二人をつまんだ指を自分のチンコへと近づけた。 

第206話

そして反対の手で自分のチンコをつまんでダイちゃん達に向けて見せた。
「どうだ? 大きくて怖いか? 今からこの中に入れちゃうからなー。」
ダイちゃん達は巨大な指に挟まれたまま動くこともできない。
超巨大石本は下をみわたして言った。
「高層ビルがあんなに小さいや。 これだけ巨大だと、大ちゃん達宇宙まで
 飛ばしちゃうかもね。」
大ちゃん達を挟んだ指がゆっくりと巨大チンコに近づいていく。
すると大ちゃんが言った。
「そうだ。いい考え思いついた!」
「何だ?」
「僕達が力を使えないのは、たぶん石本のお兄ちゃんから出てる変な力のせいだから、
 飛ばされて宇宙に出たらまた使えるようになるはずだよ。 使えるようになったら
 僕がそのままヤストーミ星にテレポートしてみるよ。 ダイちゃんもいっしょに。」
「・・・飛ばされる前になんとかならないのか?」
「それは・・・・」
「まぁいい、その作戦でいこう。」
「うん。」
超巨大石本は、
「んー? 何をこそこそ話してるんだ? 今さら何をしても無駄だぞ。
 お仕置きはやめないぞ。」

「うわああああーー。」

ダイちゃん達を挟んだ指がチンコに押し付けられ、
ダイちゃん達が割れ目から尿道に入り込むように更に押し付けられた。
2人は力任せにチンコに入れられてしまった。
超巨大石本は、2人が入ったのを確認すると自分のチンコを握った。 

第207話

 ダイちゃんも大ちゃんもチンコの中にいれられるのははじめてだ。回りの生暖かい
壁が二人をつつんでいる。
「くそっ!やっぱりいやだ。ここから出せ!!」
 ダイちゃんは大ちゃんが止めるのを振りきってチンコの中で突然暴れだした。
超巨大石本は、
「暴れても無駄だよー。余計気持ちよくなってきた。」
 その通り、ダイちゃんが中で暴れたのに刺激され、超巨大石本のチンコは
見る見る勃起していく。
「うわっ!なんだ!?」
 ダイちゃんと大ちゃんの回りの壁が熱くなり、二人を押さえつけ、しめつける。
ダイちゃんは、
「痛いっ、苦しいっ、なんとかならないのか?今すぐに。」
「やっぱり、無理みたい。」
 超巨大石本は以前自分のチンコの中に松永をいれたとき以来の快感に
酔いしれていた。そしてそのまま自分のチンコをこすり始めた。もちろん中にいる
ダイちゃんと大ちゃんにはたまった物ではない。熱さと圧力と震動で気絶しそうに
なっていた。しかしその直前に超巨大石本は快感の頂点へと達した。

-どっぴゅぅぅぅぅぅぅぅん-

 信じられないような大音響が回りに響き、これまたとんでもない量の精液と共に
ダイちゃんと大ちゃんは外へとうちだされた。


-ズドォォォン-

 巨大化できないままだった二人はテレポートに成功した。超巨大石本が得た力に
邪魔されてさらなる巨大化はできなかった物のそれでも100メートル以上のサイズに
なっていたため、二人の落下した所は巨大なクレーターができてしまった。
山の中だったので回りの沢山の木吹っ飛んだが、建物などのの被害はほとんど
無かった。ダイちゃんは
「いたたた。もうちょっと優しく降りろよ。それに本当にここは、ヤストーミ星なのか?」
「うん、多分……。」


 こちらはヤストーミ星のアジトである。突然起こった轟音と地震のような震動に、
「私が様子を見てきます。」
 宝田教授が様子を見ようと外へ出た。 

第208話

宝田教授は外に出てみたが、遠くの方で土煙が上がっているのが見えただけだった。
「なんだ? まぁ、このアジトには被害はないだろう。」
宝田教授は、自然災害かなにかと思い中にもどっていった。
ボスが心配そうに言った。
「なんだったんだ?」
「心配ないですよ。 たぶん遠くで地震がおこって土砂崩れにでもなったんでしょう。」
「ならいいんだが・・・。 もしダイちゃんだったら・・・」

そしてダイちゃんと大ちゃんは、その土煙がおさまるのを待っていた。
ダイちゃんが言った。
「テレポートできたのはいいけど、なんでこの液体までテレポートさせるんだよ。」
「仕方ないよ。 あのときはそんなこと気にしてる暇なかったから。」
2人が作ったクレーターには、超巨大石本が発射した精液がねっとりと溜まっていた。


そしてその超巨大石本は、2人がいなくなって標的がかわった。
「さてと、邪魔者もいなくなったし害虫退治の続きでもしよっと。」
ノザート星人達は再び攻撃体勢を整えた。
大型の戦車が次々出てくる。
だが超巨大石本には黒い点にしか見えなかった。
「小さすぎてどこにいるのか見にくいなー。 この黒い粒の集まりがそうなのかな?」 

第209話

 だが、そんな事はお構いなしに超巨大石本は足を大きく上げた。そして自分の回りに
集まっていた大型戦車めがけて(本人からすれば点にしかみえないが)思いっきり
振り下ろした。

-ズドドドォォォォォンンンン-

 超巨大石本が足を踏み降ろした瞬間、大量の土煙が舞い上がった。戦車隊どころか
回りの建物は一瞬で消滅し、巨大なクレーターが出現した、さらしその衝撃で
地震が発生し、建物の被害は更に広範囲に及んだ。
「下はどうなったかわからないけど、おもしローい、もっとやっちゃおー。」
 自分が起こした派手な土煙に喜んだ超巨大石本は、先ほどより更に大きく
足を振り上げて思いっきり振り下ろした。

-ズドドドドォォォォォォォンンンン-

 超巨大石本が足を踏み降ろす度に、次々と大地震が起き、足跡の代わりに
巨大クレーターを作っていった。


「なんてことだ。このままではノザート星が滅ぶのは時間の問題だ。」
 ウェイトが言った。フナッツ星から戻ってきた部長たちにノザート星の
最新情報が飛び込んできたのだ。部長は、
「石本のやつ、帰ってきたら強化合宿だけじゃすまないぞ。」
 飯田が、
「それにしてもなんで石本が更に巨大化したんだ?おまけにダイちゃんも
 大ちゃんもいなくなっているし。」
 部長が、
「くそっ、俺が巨大化できれば止めにいけるのに……。」
 するとサンドが、
「いや、できないこともないわ。」 

第210話

部長はサンドの意外な返事に驚いた。
「えっ。でも巨大化できる薬はできてないって聞きましたよ。」
するとサンドはあっさり言った。
「ええ。縮小する薬はなんとかできたけど、巨大化の方は今のところ無理よ。」
「じゃあ、いったいどうやって・・?」
サンドは部長の肩をポンポンと叩いて言った。
「それはあなたの場合、実際にはもとにもどってないからよ。」
「えっ?」
「確かに今の状態だと私達と同じサイズだけど、それは大輔君の神の力で
 縮んでいるだけ。」
「そういえばそうですけど。薬でもとにもどるのと何が違うんですか?」
「大違いよ。神の力で縮んでると言うことは、何か未知の力で無理矢理
 小さくされているだけ。つまりその力を無効化できればあなたは巨大化するわ。」
「風呂で大ちゃんに出してもらった服を脱いだとき、消えてしまったっけ。
 でもサンドさん、俺が大ちゃんに縮めてもらう前の状態に戻れたとしても、
 今の石本のサイズには全然かないませんよ。」
「そうね。100mぐらいに巨大化できても、今の石本君と戦うには小さすぎるわね。」
「じゃあやっぱり無理なんですね・・・」
「いいえ。あなたを縮めている力の波調を調べてまったく逆の波調を作れば、
 無効化どころか更に巨大化できるはずよ。」
「そんなことができるんですか?」
「ええ。理論的には可能よ。だけど、神の力のように完璧なものは作れない。
 巨大化できたとしても、その大きさを維持できるのは数分が限度だと思うわ。
 短時間でなんとかできる自信はある? もし効果が切れれば、神の力が
 もどってしまってあなたは今のサイズにもどってしまうのよ。」
「数分・・・ですか。」
「そう。効果が切れるまでになんとかしないと、あなたは石本君の前で
 縮んでしまうことになるのよ。石本君の肉眼で確認できないほどに。それでもやる?」 

第211話

「ちょっと待って下さい、それなら……。」
 部長はしばらく考えた後、サンドになにかを話した。サンドは、
「なるほど、わかったわ。時間は更に短くなるかもしれないけど、そのことに対する
 対策を取る事も可能よ。」
「無理言ってすみません。」
「じゃ、今からノザート星へ出発する準備をしないとね。」


 超巨大石本は一歩ずつ、超巨大クレーターを作りながら歩いていた。
すると歩いているうちに海の見える所までやってきた。超巨大石本は、
「あ、海だ。ここに飛びこんだら気持ちいいだろうなぁ。」
 そのときである。
「いぃぃぃしぃぃぃもぉぉぉとぉぉぉっっっ!」
 どこからともなく大きな声が超巨大石本の耳に響いた。どこか出来たような声だ。
超巨大石本は回りを見まわした。ふと上を見ると、貼るか上空から、巨大な物体が
自分のほうへ伸びてくるのだ。超巨大石本は、
「な、なんだ?」
 それは超巨大石本よりさらに巨大な手だった。超巨大石本は逃げる間もなく
その手につかまれてしまった。その直後、物凄いスピードで持ち上げられる。
しかしその動きは間もなく止まった。だが超巨大石本よりさらに巨大な手は
超巨大石本の胸から下を握ったままだ。
「馬鹿野朗、こんなに迷惑をかけやがって、もう強化合宿だけではすまないぞ。
 今から気合を入れてやる。」
 超巨大石本の前には更に巨大な部長の顔が有った。その直後超巨大石本よりさらに
巨大な手、すなわち超超巨大部長の手は、超巨大石本を握る力を強めた。
「ぶ、部長。苦しい、やめて……。」
 超巨大石本は、超超巨大部長の手の指を押し返そうとしたが、力はどんどん
強くなる。超巨大石本は自分からなにかが抜けていくのを感じた後、気を失った。


「あれ、どうしたんだ。」
 石本は気がついたとき既に元に戻っていた。もとにもどったと言っても、
100メートルクラスである。そのとき、じぶんの足元で何か動くものを見つけた。
「あれ?もしかして……部長?」 

第212話

石本は足元のこびとに顔を近付けて見た。
「ん、やっぱり部長だ。小さい部長になら負けないからねー。」
石本は巨大な手を部長の方にのばした。
もう少しで部長が捕まるというとき、部長が言った。
「残念だったなー石本。 俺は小さくなったあとサンドさんに転送してもらうことに
 なってるんだ。」
「その前に捕まえてやる。」
石本は逃げる部長を手で追いかけまわす。
だが、なかなか転送されない。
(どうしたんだろう?サンドさん、早く転送してくれよ・・・)
部長は逃げ疲れてひざをついた。
石本の巨大な手が後ろから近づいてくる。


サンドはその光景をモニターで見て焦っていた。
「どうしよう。転送装置がこんなときに故障だなんて。幸いすぐに直せそうだけど、
 早くしないとあの子が・・・」
部長がサンドに頼んだこととは、自分を限界まで巨大化させてほしいということだった。
そうすると巨大化を維持できる時間が極端に短くなるため、
もとにもどったあとすぐに転送できるように準備していたのだった。


巨大石本はとうとう部長を捕まえた。
「部長〜、転送するんじゃなかったんですか〜? もしかして見捨てられたんじゃ
 ないんですか〜。僕がかわいがってあげるよ。」
部長は巨大石本の手の中で強がってみせた。
「転送はもうすぐしてくれるさ。それより石本! まだ懲りてないのか、
 強化合宿ですまないって言ったのはマジだぞっ!」
「そんなこと言っちゃっていいんですか?部長。 さっきとは立場が逆なんですよ〜。」
石本は部長を握る手に力をいれた。
「う・・・い・・石本・・・やめろ」
石本は手の力をそのままにして言った。
「部長、さっき言ったこと取り消さないとこのまま握り潰しちゃいますよ。」 

第213話

 その頃、ヤストーミ星に超巨大石本の精液と共にテレポートしたダイちゃんと
大ちゃんだが、その近くをたまたま人が通りかかった。登山者らしい格好をしている。
轟音と土煙を見て、様子を見に来たらしい。ダイちゃんは上から、
「おい、ここはヤストーミ星なのか?」
 聞かれた登山者は、
「そうだ。ここはヤストーミ星のオータビィ山だけど、君、どこにいるの?」
 そう言った後回りを見回して不思議がった。大きな声が聞こえるのに、
周りには誰もいない。だが、登山者の元に、異様な匂いが漂ってきた。
「なんだ?火山ガスかな?噴火とも違うようだけど。」
 登山者はふと上を見上げた。
「うわぁぁぁぁっ!!!化け物だぁぁ!!!!」
 そこには二人の巨人、しかも大量のどろどろの物質に覆われていた。それを見た
登山者は叫び声を上げて逃げていったのだった。ダイちゃんは、
「とりあえずヤストーミ星に着いたみたいだな。」
 大ちゃんは、
「でもあの人がみんなに知らせたら、大騒ぎになって君のお父さんたちを
 探すどころじゃなくなるかも。」
 ダイちゃんは、
「しょうがないな。人間のサイズに戻るか。」
 大ちゃんとダイちゃんは人間サイズに戻った。だが、二人にまとわり着いた
大量の精液はそのままだったので、二人はその中で溺れそうになった。ダイちゃんは、
「うわぁぁぁっ!中止!きょだーい変身!」
 再び二人は巨人サイズになった。大ちゃんは、
「ごめんね。僕があんなこといったから、危険な目にあわせちゃって。」
 ダイちゃんは、
「気にすんなよ。とにかく海か湖でも探して、このねばねばを洗い落とさないとな。」
 二人は体を洗えそうな所を探すために歩き始めた。 

第214話

「なかなか洗えそうなとこないね。」
大ちゃん達は人のいないルートを通って体を洗えそうな場所を探していたが、
さすがに巨人の体を洗えるほど大きい湖はなかなか見つからない。
海も見えてくる気配がなかった。
ダイちゃんが言った。
「こんなとこ歩いてたっていつまでも見つからないぞ。」
たしかに、人の少ない場所なんて山や森ばかりで見つかりそうになかった。
すると大ちゃんが、
「ねえ、あそこに小さな村があるでしょ。あそこの人に聞いてみようか?」
「なんだよ。お前が人に見つからないようにって言ったんだろ。」
「うん・・ごめん。でも、優しく聞けば大丈夫かなーって。」
「たぶん僕達の姿見ただけで大騒ぎになると思うぞ。」
すると、その村から1人の男がこちらの方に向かって歩いてくるのが見えた。
ダイちゃん達には気付いていない。
ダイちゃんが言った。
「あいつに聞けば村まで行く必要ないぞ。もし騒ぎだしたら潰しちゃえばすむし。」
「だめだよ、潰しちゃ。でもあの人に聞いてみよう。」
ダイちゃん達は、その男が通る道の両側で待ち伏せた。
木がおおい茂っているため、近くに来てもダイちゃん達に気付いていない。
そして男はダイちゃん達の前まで来た。
大ちゃんが静かな優しい声で言った。
「すみません、道を教えてください。」
大ちゃんにとっては小さな声だが、男にとっては十分聞こえる大きさの声だった。
「ん?どこにいるんだ? 俺に道をきいてるんだろ? 出てこいよ。」
大ちゃんはもういちど静かな声で、
「出て行けないんだ。 だからそこで教えてください。」
男は少し怒ったような声で、
「俺をからかってるのか? 教えてやるって言ってんだから出てこいっ!」
するとダイちゃんが、
「あーー、イライラする! さっさと教えろっ!」
木がバキバキ倒れる音とともにダイちゃんの巨大な手が男を掴んだ。
男は何が起こったのかわからず、硬直している。
ダイちゃんはその男を顔まで持ち上げて言った。
「ほら、出てきてやったぞっ! 早く教えろ。 体が洗えるような湖とか海はどこなんだ?」
「ひ・・・ひゃあああ」
大ちゃんが慌てて、
「ダイちゃん、乱暴しちゃだめだよ。 こわがってるよ。」 

第215話

 一方、こちらは巨大石本と部長。石本は、
「そうだ部長、僕お腹すいてきたな。部長を食べていいですか?」
「おい、ふざけるな。」
 自分の体全体にかかる石本の指を部長は押し返そうとしながら言う。石本は、
「大丈夫。もしも僕が部長を食べちゃっても部長は僕の体の中で生き
 つづけるんだよ。」
「バカ野朗。誰に向かっていっていると思ってるんだ。」
「あ〜あ、言いのかナー。僕にバカなんて言っちゃって、許してあげようと
 思ったけど、やーメタ。」
 石本はそう言うと大きな口をあけ、部長を自分の口へと近づけた。
「こら石本、やめ……うわあっ!」
 部長はやめるよう言いかけたが、石本の指の押さえる力のため最後まで
言葉が出なかった。だんだん石本の巨大な口が近づいてくる。部長は必死で
石本の指を殴りつけた。そのとき、動く気配のなかった石本の指が突然離れ、
部長は放りだされた。だがその直後柔らかい所へおちたので怪我一つ
する事はなかった。部長は最初何が起こったかわからなかったが、すぐに
事態を把握した。部長は石本の舌の上に落とされたのだ。部長は、
「こら!石本!ふざけるなといっただろ!!俺を食おうなんて百万年早いぞ!」
 だが石本は部長の言葉を無視してゆっくり口を閉じていった。 

第216話

「おい!石本っ! 口をあけろ! あとでどうなっても知らんぞっ!
 おい聞いてるのか?」
部長は石本の口の中で叫び続けた。
石本にも口から響いた部長の声がかすかに聞こえていた。
「部長、食べ物のくせにしゃべらないでくれます?」
石本の声が口の中に響いた。
「なんだとー。俺を飲み込んだらただですむと思うなっ!」
「僕は丸飲みなんかしませんよ。食べ物はよく噛んで食べないとねー。」
石本はそう言うと舌を動かしはじめた。
部長は必死で抵抗していたが、自由に動き回る舌の上ではどうすることもできず
石本の思い通りに転がされていた。
そして、部長が転がされた先は上の歯と舌の歯の間だった。
このままじゃ噛み潰されると思った部長は逃げ場を探したが
巨大な舌にふさがれて逃げられなかった。
石本は、わざとらしくゆっくりと歯を閉じていく。
部長の頭上の歯がどんどんせまってくる。
強がっていた部長も、恐怖にたえられなくなった。
「わ・・・わかった。さっき言ったことは取り消す。なんでもするから助けてくれ〜」
すると、歯の動きが止まった。
「お願いだから出してくれ〜」
部長の声は泣いてるようだった。
突然まわりが明るくなり、部長は何かに持ち上げられた。
部長の目の前にはニヤニヤした巨大な石本の顔だった。
部長は石本の指に摘まれていた。
「もしかして部長、泣いてるのー? さっきまであんなにえらそうなこと
 言ってたのに。」
「・・・・。」
部長は、何も言えなかった。
すると石本は更に続けて言った。
「ちょっと脅かしただけなのに泣いちゃうなんて、なっさけな〜い。
 それでよく部長なんかやってられますね。 ほんとは弱虫のくせに、
 調子に乗らないでくださいね。」
さっき言ったことを取り消すと言った部長だったが、
次々と石本にバカにされ続けてることに腹がたってきて、言ってしまった。
「石本ー! それ以上言ったら許さんぞっ!」
すると石本はすごい目つきで部長を睨みつけて、
「ほんとに食っちまうぞおおおっ!!」
その迫力に、部長は体をすくませた。
「あはははは・・・、マジでビビってる。 でも今度えらそうな口きいたら
 ほんとに食っちゃいますから、覚悟してくださいねー。」 

第217話

 部長がピンチを通り越して巨大石本のおもちゃになりかかっている頃、
ヤストーミ星のアジトでは……。
「本当にそんな奴で大丈夫なのか?偶然似ているだけだろう。」
 ボスが宝田教授に尋ねた。
「そこがポイントです。フナッツ星に有った巨大像に彼は驚くほど
 そっくりなんです。フナッツ星の封印から解放された精神部分は
 自分が使えそうな肉体を探すために宇宙のあちこちをテレポートしながら
 探しまわっているはずです。彼をコントロール可能な状態で巨大化させれば、
 巨大像、自分が持っていた肉体が見つかったと思って、すぐやってくるでしょう。」
「なるほど、あの巨大像は封印された巨人がモデルだったわけか。」
「既に以前の調査でフナッツ星に封印された巨人とそこに有った巨大像の
 事はわかっていました。例の超巨大宇宙船のアジトにいたとき、偶然見つけた
 彼に目をつけていたんです。彼にはあそこからこのヤストーミ星へ
 来るための定期便のチケットを送りました。」


『着陸先に巨人が接近しているとの情報が入りました。当機は着陸先の
 変更を検討しています。』
 ここはヤストーミ星へ向かい、既に着陸態勢に入っていた定期便、機内アナウンスを
聞いた久しぶりに登場したデブ親父、東村上 秀雄(49)は、
「なんてついていないんだ。確かにあのときは勝手にあそこの風呂を拝借したのは
 悪かったが、服を盗られて服の代わりになるものを探していてこの便に乗るのが
 遅れそうになった。せっかくうまい儲け話があるとメールといっしょにこの便の
 チケットまで送ってもらったのに……。」


「やっと海が見つかったぞ。急ごうぜ。」
 ダイちゃんが言った。ほとんど脅迫に近い形で先ほど捕まえた男から海の方向を
聞きだしたダイちゃんはダイちゃんと一緒に海の見える所まで到着した。
もうおわかりだろう。接近している巨人とはダイちゃんたちのことだったのだ。
大ちゃんは、
「ちょっと回り道したほうが良いんじゃないかなぁ。この先に街が
 あるみたいだし、その向こうには空港みたいなのが見えるよ。」
「なにいってるんだよ。街を破壊しに来たんじゃないから良いだろ、早くこの
 どろどろねばねばを落としたいんだよ。」
 ダイちゃんは、大ちゃんの言う事を聞かずに先に行ってしまった。 

第218話
 もちろん、二人の意思にかかわらず、巨大な二人の姿は周りの海岸からは丸見えだ。
「巨人だー。」
「海岸に巨人が出たぞー。」
「こっちにくるぞぉー。」
 当然、周辺の住民はパニック状態になったのは言うまでもない。

そして転送装置を修理していたサンドは、
「ふ〜、なんとか治ってくれたみたいね。 そういえばあの子大丈夫かしら?」
サンドは急いで部長が映っているモニターを見た。
部長が巨大石本のチンコにグリグリと押し付けられているところだった。
サンドは顔を赤くして、
「もう・・・石本君ったら。 いや、そんなこと言ってる場合じゃない。
 早く助けてあげないとね。」
サンドは転送装置を起動した。 

第219話

-ズドォォォン-

 サンドが転送装置を起動した次の瞬間、建物全体が地震のように揺れた。
「うわっ、なんだぁ!」
 しばらく出番が無くお忘れの読者もいるかもしれない相撲部員の太田
(もちろんまだ4センチに縮小されたまま)は小さい分揺れを大きく感じた
どころではない、体全体が激しく揺さぶられた。もちろん、同じように
縮小されている松永、カッター、福田の3人もだ。
 窓から外の様子を見た植田先生が、
「石本がいるぞ。」
 それを聞いた部員たちは一斉に窓の所へ駆け寄った。外には自分の身に
何が起こったかも気づくことなく、部長を自分チンコに押し付けて遊んでいる
巨大石本の姿があった。


 再びヤストーミ星のアジト、宝田教授は、
「ついたらこっちに連絡をくれる事になっているはずなんだが。」
 そう言って何気なくテレビをつけた。
『……現れた巨人のために周辺住民に避難命令が出され、ヤストーミ星第二宇宙空港に
 52時08分到着予定だったハラー6005便は予定を変更してムローツ星へ向かいました。
 巨人の映像、でますでしょうか。』
 次の瞬間、テレビにダイちゃんと大ちゃんの映像が映しだされた。それを見たボスは、
「ああ……息子がこの星まで追ってきた。」
 宝田教授は、
「息子さんがこの星に来るか来ないかは関係なく、このアジトを出てムローツ星へ
 行きましょう。やつはハラー6005便に乗ってるはずです。」
 ボスは、
「そうするか。」


「あ〜あ、みんなびっくりして逃げちゃった……。」
 体を洗い終えたものの、自分たちが現れたおかげで誰も居なくなった街を見ながら
大ちゃんが言った。ダイちゃんは、
「しょうがないだろ。ヒーローの闘いに犠牲はつき物なんだよ。」
「そう言う問題じゃないような気がするけど……。」
 そのときである、何かが二人の前に転送された。それは部長を自分のチンコの穴に
無理矢理押しこもうとしている石本だった。実は巨人出現のニュースは
サンドのいる所にも届いていた。そこでサンドは再び部長を巨大石本と共に
ストーミ星のダイちゃんと大ちゃんのいる所へ転送したのだった。もちろんまだ石本は
自分が転送された事に気づいていない……。 

第220話

「い・・・石本のお兄ちゃん?」
大ちゃんは突然転送されてでてきた石本に驚いた。
石本だということに気付いたダイちゃんも、
「あーー! お前、さっきはよくもやってくれたなーっ!」
気持ちよさそうな顔をして部長で遊んでいた石本だったが
さすがにダイちゃん達の声に気付いた。
「え・・あれ? 何で大ちゃん達がここにいるの? 飛んでったはずなのに。」
ダイちゃんは起こった言い方で続けた。
「それはこっちのセリフだっ! 何でお前がこの星に来たんだよ。僕にお仕置きしてもらいにきたのか?」
そういうと巨大化しようとした。
すると大ちゃんが、
「あっ、ダイちゃんちょっと待ってっ! 石本のお兄ちゃんのちんちんに何かいるよ。」
大ちゃんは石本のチンコに体半分押し込まれてもがいている部長を見つけた。
石本は、
「あっ、これは部長だよ。 おもちゃにして遊んでたんだ。」
「石本のお兄ちゃん、ひとをおもちゃにしちゃダメだよ。」
そのとき、ようやく石本のチンコから体を引き抜いた部長が大ちゃん達を見上げた。
「大ちゃんじゃないか。ノザート星にもどってきたのか?」
部長は転送されたことを知らないのだった。
「ここはヤストーミ星だよ。 お兄ちゃん達がここに来たんだよ。」
部長は少し考えて言った。
「そうか・・・、サンドさんが石本もいっしょにこの星に転送してくれたんだな。」
石本が、
「えっ、転送? そういえば景色がかわってるような。」
部長は石本のチンコの上から大ちゃんに言った。
「大ちゃん。俺をもとにもどしてくれ。」
「うん、わかった。」
大ちゃんは頭の中で念じた。
石本が慌てて言った。
「わーー。大ちゃんもどしちゃダメーーーっ! 部長はこのままでいいんだよーー。」
石本が言い終わる頃にはチンコの上に部長の姿はなく
目の前に自分と同じサイズに巨大化した部長が立っていた。
「ぶ・・・部長、もとにもどれてよかったですね。へへへ・・・」
石本は笑ってごまかそうとしたが、部長は
「いーしーもーとー。俺をおもちゃにして楽しかったか?」
「えーと・・・あの・・・その・・・」
石本が答えに困ってると部長が、
「よし、大ちゃん。こんどは石本を縮めてくれ。」
「はい、わかりました。」
大ちゃんは再び念じはじめた。
石本は、
「い・・・いやだーーー。大ちゃんやめてーー。」
石本は泣叫びながら縮んでいった。
部長が石本に巨大な顔を近付けて言った。
「石本。今から強化合宿開始だっ! それもスペシャルのな。」
石本は泣きながら、
「部長。さっき言ったことウソだったんですか? だましたんですか?」
すると部長は石本をグイッと摘まみ上げて言った。
「はぁ? 何か言ったか?石本。 こんど何かやらかしたら食うからな。」
「そ・・・そんなぁ。」
大ちゃんが部長に言った。
「あのー。ダイちゃんのお父さん達がこの星にいるって連絡があってきたんですけど・・」
「あ、そうだったな。まだ見つからないのか?」
「うん。石本のお兄ちゃんに飛ばされたときに体にドロドロの液体が付いたから、海で洗ってたの。」
部長は石本を握る手に力を入れた。
「お前が何かやらかすたびに計画がおくれるんだっ!」
「いっ、痛いよ。ぶちょう〜(泣)」
「今から俺も大ちゃん達と行動することにする。いっしょに探そう。」
「はい。」
ダイちゃんはちょっと不機嫌そうに言った。
「あのさー。ヒーローのリーダーは僕だからねっ。」 
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